B型症状に対するタミフルと肺炎球菌ワクチン

タミフルはインフルエンザ治療薬としては日本で最もポピュラーなもので、全世界消費量の8割を日本が使っているとも言われています。
タミフルはインフルエンザ予防薬として使用できますが、日本では予防薬としての処方では健康保険の適用外になります。タミフルの主な効果はインフルエンザウイルスが新たに拡散するのを邪魔することで、すでに増えてしまったウイルスを撃退する力はありません。
タミフルは以前はB型症状に確実な効果がありましたが、現在ではB型症状に対する効果が少なくなってきているようです。その理由はタミフルに耐性を持ったインフルエンザウイルスが増えていることです。すでにインフルエンザウイルスの2割以上が耐性を持つというデータも報告されています。
そのため、B型症状のインフルエンザは予防することが大切になります。その方法の一つがワクチンの予防接種です。その時に使われるのが肺炎球菌ワクチンワクチンです。
肺炎球菌は厚い膜に覆われた細菌で、健康で体力がある人の場合、免疫力が十分あるので、感染症を引き起こすことはありません。しかし、5歳未満の乳幼児や65歳以上の人の場合、元気そうに見えても、免疫力は弱いので感染症にかかりやすくなっています。さらに健康な人でも風邪をひくなどで体調を崩すと免疫力が低下し、肺炎などの感染症になることがあります。
そこで肺炎球菌ワクチンワクチンを予防接種します。ワクチンとは病原体の毒性を弱めたり、無毒化したもので、実際に病気にかからなくても病気への免疫ができます。そのため、病原体が体内に侵入しても、発症を予防することができます。インフルエンザの場合、ウイルスに耐性ができるので、毎年定期的に肺炎球菌ワクチンワクチンを予防接種することが必要です。

ページトップへ