痛みで眠れない時はロキソニンやボルタレン

痛みがあって眠れないとますます痛みが気になってしまいます。眠れないことで生活が不規則になり痛みの原因となる疾患が悪化する恐れもあります。しっかりとした睡眠をとるためにも解熱鎮痛剤を利用して痛み止めをすることが必要になります。効果が高いとされる解熱鎮痛剤にはロキソニンやボルタレンがあります。

ロキソニンは非ステロイド系の解熱鎮痛剤です。痛みや炎症、発熱を引き起こす物質が体内で作られるのを抑制する効能があります。そのため炎症によって引き起こされる腫れや痛みをやわらげ、熱を下げる効果が期待できます。薬局で購入できる薬の中では痛み止めの効果はかなり強い部類になります。ボルタレンも非ステロイド系抗炎症薬です。解熱、抗炎症作用、痛み止めの効果が期待できます。承認されている解熱鎮痛剤の中ではかなり高い効果が期待できます。

ロキソニンとボルタレンを比較すると成分の違いからいくつかの差があります。痛み止めの効果が高いのはボルタレンの方です。そのため、頭痛などの継続的に服用するような場合には処方されません。手術後の痛みなど短期間の強い痛みに対して使われます。即効性についてはロキソニンの方が高いと言えます。ボルタレンと比べるとおおよそ半分の時間で痛み止めができます。早く痛みを取りたい時にはロキソニンを選択した方がいいでしょう。

持続時間で比べるとボルタレンの方が若干長いと言うことになります。ロキソニンが最長7時間であるのに対してボルタレンは8時間と1時間程度の差があります。長い時間寝たい時にはボルタレンを選択した方が良いでしょう。

副作用で比較すると効果の高いボルタレンの方が高いと言う報告があります、ボルタレンを服用する時には空腹を避けるようにしましょう。腹痛が気になる時には座薬を利用すると安心です。ただし市販されているボルタレンは体の表面に使用する湿布やローションのみで錠剤などの服用するものはありません。医師の処方による服用になります。

痛み止めは空腹時に飲むと腹痛を起こすことも

痛み止めを空腹時に服用すると腹痛になることがあります。ロキソニンの副作用としても消化器の不良が報告されています。具体的には胃部不快感、腹痛、悪心、嘔吐、食欲不振などがあります。発生の恐れは2%程度であまり多くありませんが、状況によっては確率が高くなります。

解熱鎮痛剤に使われている成分は胃を荒らしやすい傾向があります。そのため何もない胃に服用すると効果が強く強すぎて腹痛を引き起こします。そのためできる限り食後に服用することが安心です。そして服用する時には多めの水で飲むようにしましょう。水の量が少ないと胃の中で濃度の濃い状態になるため効果が強く出る恐れがあります。副作用も同じように強く出るので腹痛が起きることになります。また、極端に水の量が少ない時は薬が食道に傷をつけたり、止まって胃に到達する前に溶けてしまい食道を荒らすことになります。

どうしても空腹の状態で服用しなければならない時は、牛乳と一緒に飲むといいでしょう。牛乳は胃の粘膜を助ける効果が期待できます。解熱鎮痛剤と一緒に飲んでも効果が損なわれることはありません。もし牛乳が飲めないような場合は服用する時の水の量を多めにするように心がけます。一度に飲む量を増やす必要はありませんので、服用前に一度水を飲んで、その後服用、服用後も水を飲み込むことで胃の中で溶け出した薬の濃度が薄くなります。

痛み止めの効果を必要とする状態で解熱鎮痛剤を飲まないわけにはいきません。副作用を恐れて飲めないようでは困ってしまいます。飲むタイミングや飲み方を工夫するだけで副作用を抑えることができます。基本的な服用方法を守って本来の目的が達成できるようにしましょう。